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謎の美少女ならぬ謎の紳士<村上春樹『騎士団長殺し』第1部> [本棚]

村上春樹らしいモチーフとしていわくありげな美少女を挙げる評があるが、いわくありげな紳士といった方が正しい気がする。

『第1部 顕れるイデア編』を読み終えて、ようやく面白くなってきたのは約500ページ(実際には512ページ)の本の80%を読み終えた約400ページあたりという不思議な作品でした。

第1部と第2部両方を借りていますので、一応は読んで返さなくちゃと思っています。たぶん『第2部 遷ろうメタファー編』も美少女の部分だけが印象に残りそうな予感がします。。。

この美少女といわくありげな謎の紳士の関わり合いが面白い。

紳士は謎の商売をしていた(事業を売却したらしい)謎のお金持ちで、イメージとしては米ドラマ『ロイヤル・ペインズ(Royal Pains)』に出てくる謎のお金持ち「ボリス」のもうちょっとトーンダウンしたバージョンです。

今ネットで調べたら、ドラマの邦題は『救命医ハンク」でした。うーむ、この題名には全然「ロイヤル」な部分も「ペイン」の意味も反映されていない。

そういえば、という感じで、書店に立ち寄って村上龍の『半島を出よ』を購入しました。だいぶ昔読んだ『愛と幻想のファシズム』が面白かったので、読み応えがあるだろうと期待しているところです。 

killing-commendatore.JPG
<本のデータ>
ISBN 978-4-1035-3432-7
「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」
村上春樹 (著)
<内容紹介、「BOOKデータベースより>
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

2017/04/18<曇>
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